トランザクション・サポート
不動産流動化・証券化は、資金調達の効率化、負債圧縮、財務体質の改善など、様々な目的で利用されます。
ただし、流動化・証券化を実施するには、金融取引に関する専門的なノウハウのみならず、法務・会計・税務面に関する高度かつ多岐多様なノウハウ・経験を要します。特に不動産固有の法制・税制、金融取引固有の法制・税制は相互に関連しており、それらを踏まえた複雑かつ大量な契約書類や意見書、各種第三者レポートの整備も必要となります。また、流動化・証券化に伴う税務上の影響も大きく、お客様の顧問会計士・税理士等との綿密な打ち合わせが必要となります。
弊社は、資金調達の効率化、負債圧縮、財務体質の改善など多岐にわたるお客様のニーズを最大限実現するための最適なスキームをご提案いたします。
事業概要
不動産流動化・証券化による資金調達支援業務
・合同会社または株式会社を活用した商法上の匿名組合契約方式による不動産流動化・証券化
・資産流動化法による特定目的会社を活用した不動産流動化・証券化
・その他上記に付随する各種コンサルティング業務

事例紹介
某外資ファンドが投資する複数物件のポートフォリオ処分をサポートするため、セラーズアドバイザリー業務を受託。物件処分にあたって以下のポイントが障害となっていた。
(1)物件を保有する特別目的会社の投資スキームが複雑であったこと、とりわけ取引関係者間の利害関係が複雑に入り組んでいたため、ファンドの意向だけでは売却困難な仕組みであったこと。
(2)物件の準拠法に則ったワークアウトが必要であったこと。
弊社は関連契約と投資スキームを分析した上で、物件処分を実現するために3パターンの売却手法を提案、売却の実現にこぎつけることができた。